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「続横道世之介」吉田修一

1作目は映画で。世之介のその後というか、その前というかが気になって買ってみた。うまいこと平成回顧&2020に思いを馳せる展開となっており、ブクロのシネロサ行こっかなーとか、東京パラリンピックはチェックだなーとか思った。

「ダルちゃん」「れもん、よむもん!」はるな檸檬

三省堂神保町本店、新井賞なるコーナーにて。このコーナーかなり面白い。「えーえんとくちから」も買おうと思う。 「ダルちゃん」 「勝手にふるえてろ」的ないまの気分を不条理ファンタジーで。2巻も買おう。 「れもん、よむもん!」 山田詠美の帯コメントにやられて。東村先生の子だねえ。思いの外ディープな読書案内になっていた。

『ブラック・クランズマン』

『ドゥ・ザ・ライト・シング』以来の日比谷シャンテ。感慨深い。反論されることを承知で、というか先回りして表現をするのだというアティチュード。居ても立っても居られない感。美しい顔、顔たちが映し出される演出。アダム・ドライバーが演じる役どころに背負わせたメッセージ。最後に笑い飛ばす。エンロールはプリンス。

「消えた警官 ドキュメント菅生事件」坂上遼

何これ、メチャクチャ面白い。ここまでくるとエンターテイメントですな。「書評のメルマガ」で知った一冊。 権力っつうのはあらかじめ腐敗することが内包されてるんだったっけな。嘘が引っぺがされていく過程がスリリング。

「FACTFULNESS ファクトフルネス」ハンス・ロスリング、オーラ・ロスリング、アンナ・ロスリング・ロンランド

クイズの正答数は2問であった。思っていたのと違っていた。何かを暴くものなのかと思っていた。「ドラマチックすぎる世界の見方」を変えようと言う。いわゆる良識を訴える本(追記:マイケル・サンデル、トマ・ピケティ、ナオミ・クラインとか)なのだが、世界の見方を誤るとビジネスチャンスを失うぞという切り口が新鮮。たとえば、東日本大震災による原発事故の放射能で亡くなった人はひとりも見つかっていないファクト(追記:震災による死者は約1万6,000人で推移中)。そこからできることを考えてもいいよねという気分になる。スイスの製薬会社の話も思い込みを捨てよという教えとは別の視点で気づきがあった。知らなかったがTEDの名物スピーカーでもあった人でプレゼンテーション力、影響力も駆使されているのだろうが、最後にはちょっと泣けてきたりもしましたな。