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12月, 2019の投稿を表示しています

「オルフェオ」リチャード・パワーズ

金沢21世紀美術館「現在地」で展示されていた一品。 https://twitter.com/satootsuyoshi/status/1174665604055199744?s=21 ちょっと読みづらいのだか、仕掛けがわかると一気に感情が溢れ出しますな。 ピーター・エルズのツイッターアカウント、一応あるみたい。日本語でbotつくろうかな。 https://twitter.com/TerrorChord 私は間違いを犯したかもしれない。しかしケージもこう言っている。「間違い」という表現は的外れだ。どんな出来事であれ、いったん起きれば、それはもう歴として起きてしまったことなのだから。 「グリンプス」と「バイオパンク」を再読しよう。 「オーバーストーリー」って新刊も出てるからチェックしよう。

「草を結びて環を銜えん」ケン・リュウ

何これ、サイコーだ。思い出すだけでグッとくる。なぜだろう、このかんじ。 美しい反骨精神? 「訴訟師と猿の王」もよかったねえ。短編集「母の記憶に」所収。 「草を結びて璦を銜えん」のタイトルで文庫も出ているようだ。チェックしよう。

「140字の戦争」デイヴィッド・パトリカラコス

ナラティブ、ナラティブ言いすぎ。ていう。 WIRED 「ナラティブと実装」、「アメリカの極右」ジェームズ・リッジウェイを併読しつつ。

「死後開封のこと」リアーン・モーリアリティ

文喫でジャケが気になってた一冊。装画は伊藤彰剛。 渋いミステリ物かと思いきや、「ため息つかせて」テリー・マクミラン的な大人の女性の群像劇であった。原題は「The Husband's Secret」。 世代が一緒。ベルリンの壁崩壊が海外の若者のカルチャーというか考え方・態度に与えた影響が横糸で描かれていて共感した。 洗練された大人の女性の物語でもあり、主軸のミステリが大映テレビ的でもある。そこがいいんでしょうなあ。

「WTF経済」ティム・オライリー

インターネット総まとめ。数々の引用、サンプリングが印象的なリファレンス集。 未来はすでにここにある。ただ均等に分配されていないだけだ。 ウィリアム・ギブスン 人は常に今後2年で起こる変化を過大評価し、今後10年で起こる変化を過小評価する。 ビル・ゲイツ コリイ・ドクトロウ「マジック・キンダムで落ちぶれて」を探して読んでみよう。 要点は3つ。正しい地図を使う、プラットフォーム思考であれ、スーパーマネーに踊らされるな。

『JOKER』

優れた映画は未来を予言する。 マスクして暴動。実存以外に勝ち取るものがない暴力。 そういったことが『タクシードライバー』以来の衝撃で描かれていた。 でもって『ダークナイト』に見事につながっているのだった。