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9月, 2019の投稿を表示しています

「小説禁止令に賛同する」いとうせいこう

WIRED掲載のミラーワールドで「アイデンティティ」を思索するための6冊、とともに紹介されていた編集部セレクトの中でで気になった一冊。 小説世界と作者/読者世界、映像やコミックでいう第4の壁というミラーワールドの存在がけしからんという。 鏡写しだから賛成の反対なのだという反骨の書。

「どろにやいと」戌井昭人

芥川賞候補になったときに聞いた「文学賞メッタ斬り」で、例えがちょっとアレだよねの意味がわかりました。世界はマトリョーシカでできているって考えると不思議。

「つみびと」山田詠美

蔦屋書店で買ったサイン本。辛すぎて読み進められない展開、そして最後のページでどっと押し寄せる何とも言えない感情。副題はSINNERS。ひとりじゃない。

「古森の秘密」ディーノ・ブッツァーティ

文喫で見つけた一冊。帯で金原瑞人さんが激賞していた。 毛虫のくだりは何の意味があったのだろう。 映像化不能な、極めて映像的なおとぎ話。1935年の著作。