アメリカという国は、自然をねじ曲げてつくられちゃったのだったなと思い知らされる一冊。「神の水(ウォーターナイフ)」に登場した未来のバイブルがこれ。
課長が言う「自意識が強く、観念的で、理想や言い訳ばかり並べ立てる。それでいて肝心の目の前にある現実をなめる」「わかった気になってそれらしい顔をする」。それを超えてようやくスタート地点に立てる。まともな仕事人になれる。了解です。その上で、こだわるな、逃げろと言っているのだなというのが、最後のパラグラフについてのわたくしめの解釈。お疲れさまです。