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「サラバ!」西加奈子


主人公、うずまきの中心は姉で、この物語を書いている神であるところの僕も姉なのだろう。だからこれ、フツーに映像化したらダメだと思った。ケリー・リンクのようなトリッキー、寓話感なかんじ。



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われわれ十七人は、欠けていく月の光を浴びて出発した。ひどく疲れる行進で、いままでいた谷間にたくさんの足跡を残した。近くには家はなく、おなじ小川から水を引いたジャガイモの畑がいくつかあった。これ以上進んでも無益なので、午前二時に停まって休んだ。チーノは夜間行進しなければならないときになると、ほんとうに荷物になる。 1967.10.07 ゲバラ日記