主人公、うずまきの中心は姉で、この物語を書いている神であるところの僕も姉なのだろう。だからこれ、フツーに映像化したらダメだと思った。ケリー・リンクのようなトリッキー、寓話感なかんじ。
課長が言う「自意識が強く、観念的で、理想や言い訳ばかり並べ立てる。それでいて肝心の目の前にある現実をなめる」「わかった気になってそれらしい顔をする」。それを超えてようやくスタート地点に立てる。まともな仕事人になれる。了解です。その上で、こだわるな、逃げろと言っているのだなというのが、最後のパラグラフについてのわたくしめの解釈。お疲れさまです。