会社の人に借りて新年早々読んだ2冊。
「栞と紙魚子の生首事件」諸星大二郎(朝日ソノラマ)
生首を見つけて持って来ちゃったりする女子高生・栞と
同級生で古書店「宇論堂」の娘・紙魚子が遭遇する
怖い出来事ショートショート。でも基本シュール。
だって,生首持って帰って来ちゃって自宅でシーマン化だもの。
連載初出は1995年。
「栞と紙魚子」の関係は「関口と京極堂」ライク。
好きなネタをひょいと拝借して,
割とゆるい感じでカットアップしてくのが
この人の作風でもあると思われる。
「猫目小僧 vol.2」楳図かずお(小学館)
人の業や欲や妄執が,
後戻りのきかない感じの圧倒的な描き込みと,
それゆえに引き起こされるザックリとしたストーリーによって,
いつもの調子で楳図ワールド。
特に「肉玉」のエピソードが素晴らしい。
さっき思い付いたようなラストの展開,
その抜き差しならない感じが
楳図ワールドのキモであると私はおもいます。
関連サイト
・雑誌「ネムキ」 2001年11月号に番外編
・アニメ「妖怪伝猫目小僧」 伝説の"ゲキメーション"
「栞と紙魚子の生首事件」諸星大二郎(朝日ソノラマ)
生首を見つけて持って来ちゃったりする女子高生・栞と
同級生で古書店「宇論堂」の娘・紙魚子が遭遇する
怖い出来事ショートショート。でも基本シュール。
だって,生首持って帰って来ちゃって自宅でシーマン化だもの。
連載初出は1995年。
「栞と紙魚子」の関係は「関口と京極堂」ライク。
好きなネタをひょいと拝借して,
割とゆるい感じでカットアップしてくのが
この人の作風でもあると思われる。
「猫目小僧 vol.2」楳図かずお(小学館)
人の業や欲や妄執が,
後戻りのきかない感じの圧倒的な描き込みと,
それゆえに引き起こされるザックリとしたストーリーによって,
いつもの調子で楳図ワールド。
特に「肉玉」のエピソードが素晴らしい。
さっき思い付いたようなラストの展開,
その抜き差しならない感じが
楳図ワールドのキモであると私はおもいます。
関連サイト
・雑誌「ネムキ」 2001年11月号に番外編
・アニメ「妖怪伝猫目小僧」 伝説の"ゲキメーション"