「オーバーストーリー 」リチャード・パワーズ 5月 10, 2020 壮大な物語。ストーリーとは樹冠の意味なのであった。エコテロリスト、コミュニケーションする樹木、樹木の当事者適格、人間が樹木のように見えるエイリアンの話、地球の一生を24時間で例えると人間の登場は23:59:57くらいって説などなど、情報が詰まった最高の小説。 共有 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ ラベル 本 共有 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ
「1984年に生まれて」郝景芳 3月 20, 2021 宇佐美りんの次に読んだ、これまた圧巻であった。 自己を見つめる哲学書であり、親との葛藤を描いた純文学であり、メタSFであり、時にふぞろいの林檎たちであり、解体屋外伝である。 償いは完遂することはない。過去に寛容であれ。今日を生きよう。自嘲して何が悪い。てなことを思いましたナ。 「折りたたみ北京」と併読。これに収められている夏笳、糖匪、程婧波といった女性作家の作品もいい。みな 1883-1984 年生まれっつうのも面白い。 続きを読む
10月 11, 2010 「歌うクジラ」 乳児や幼児は親の笑顔を見て笑顔を作ることを学習する。 危険を察知しても選択肢がないから危険という概念は意味を失いやがてその概念そのものも消える。 左右対称に切り裂かれた反乱移民の顔を機械的に花にたとえることでぼくは光景から意味を剥がそうとしている。 目の前の光景に魂と言葉を失うな。 「解体屋外伝」 暗示の外に出ろ俺たちには未来がある。 続きを読む