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『イメージの本』

気持ちよく眠れるかなと思ったが、逆に目をこじ開けられるかんじ。「言葉を凝縮してイメージを飛ばす」とは私の俳句の師が言っていたことだけど、まさにそういうことなのかなと思った。黒沢清監督の言う文字のパカパカも健在というか、パカパカしまくり。ゴダール、88歳。表現を止めるなというメッセージ。

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課長が言う「自意識が強く、観念的で、理想や言い訳ばかり並べ立てる。それでいて肝心の目の前にある現実をなめる」「わかった気になってそれらしい顔をする」。それを超えてようやくスタート地点に立てる。まともな仕事人になれる。了解です。その上で、こだわるな、逃げろと言っているのだなというのが、最後のパラグラフについてのわたくしめの解釈。お疲れさまです。
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